多くの駅や商業施設などで、今でもよく目にする「WC」というトイレの表示。
今では当たり前のように使われていますが、ふと「なぜトイレをWCって書いてあるのかな?」と疑問に思ったこと、一度はありますよね。
なぜ「WC」と表示するようになったのか、その理由を、当時の時代背景とともに、ひも解いていきます。併せて、世界各国のトイレの表記もご紹介しますので、最後まで読んでくださいね。
目次
1 .WCの意味は「Water Closet」
2.Water Closet の由来
3.なぜ日本で「WC」が広まったのか
4.「トイレ」と「WC」は同じ意味?
5 .「WC」は世界で使われているの?
6.ピクトグラムと相性が良かった「WC」
7.✨まとめ|多くの国で使われるWCというトイレ表記
8. 携帯型トイレ掃除ミニスティックブラシ『ベンコス』
1.WCの意味は「Water Closet」
WC は、ウォータークローゼットの頭文字「W」と「C」から取った表示です。
👉 Water Closet(ウォーター・クローゼット)
• Water:水
• Closet:小部屋・収納室
直訳すると「水クローゼット」ですが、この場合の 「Water」は「水洗式トイレ」を意味していますので、「Water Closet」の意味は以下のようになっています。
👉 Water Closet=「水洗トイレのある小部屋」

2. Water Closet の由来
Water Closet という言葉は、19世紀のイギリスで生まれました。
水洗式が現れる前の時代は、「排泄物を一時的に貯めるトイレ」や「屋外トイレ」が一般的で、当時は排泄物の処理方法が大きな問題となっており、不衛生によって、疫病をさらに広がってしまう原因にもなっていました。
そこで、この問題の解決策として、ヨーロッパで水洗トイレ が登場し、一般家庭でも使用されるようになったため、それと共に衛生環境が改善。次第に疫病も治っていったようです。
この水洗トイレは普及していく段階で、
「排泄するの場所」を意味していた「従来の不衛生なトイレ」と、
新しく登場した「水洗式トイレ+手洗い、身支度を整える、衛生環境の良い場所」を区別する言葉として、イギリスで「水洗式トイレのある部屋=Water Closet=WC」が使われるようになったようです。

3. なぜ日本で「WC」が広まったのか
日本にWCという言葉が入ってきたのは、明治時代以降の近代化とともに広まっていき、一般化していきました。
日本のトイレも、西洋式の水洗トイレが発達する以前は「便所=排泄する場所」だけで、一部手洗い場が併設されている程度でした。
ですが、近代化とともに、駅や百貨店などの公共施設に「西洋式のトイレ=水洗トイレ+手洗い場所+身支度場所」が採用され、その場所には「WC」と表示されることが多かったため、「WC=トイレ」いう認識も、日本で広まっていくことになりました。
そのため、同じ「WC」ではあるものの、日本とヨーロッパでは「WC」の広まり方が異なり、「WC」の表示が公共施設に多く見られる日本と、「不衛生=トイレ、衛生の良い部屋=WC」という分け方をしていたヨーロッパ諸国に、大きな違いが見られます。
4.「トイレ」と「WC」は同じ意味?
「トイレ」と「WC」は、「排泄する場所」という大きな括りでは同じですが、時代により別の意味だったり、設備が異なる、と言えるかと思います。
👉 トイレ=排泄する場所=身支度は別の場所、水洗トイレ以前は不衛生
👉 WC=トイレと手洗い・身支度する場所が併設されており、衛生的に良い部屋
ですが、現在の日本では、一般の家庭のトイレに「WC」と表示してあるにもかかわらず、その場所では身支度が出来ず、化粧などができるパウダールームが別の部屋にあったとしても、これに違和感を感じる人もいないと思いますので、あまり厳密に考える必要はなさそうです。

5. 「WC」は世界で使われているの?
以下は、地域ごとに一般的に使われる表記・呼び方の傾向をご紹介します。
🇪🇺 ヨーロッパ(イギリス・フランス・ドイツ・イタリア・スペイン・北欧など)
・WC / Toilet / Toilettes がよく使われます。
🇺🇸 北米(アメリカ・カナダ)
▪️アメリカ
• 公共トイレ:restroom が最も一般的。
• 家庭内/ホテルなど:bathroom がよく使われる
▪️カナダ
•公共の場では washroom がよく使われる。
🇦🇺 オセアニア(オーストラリア・ニュージーランド
•日常会話では toilet(英語圏標準)がよく使われます。
※公共のサインでは WC が併記されることもあります。
🇨🇳 中国・東アジア
• 中国語では 厕所 / 洗手间 が一般的。
• ただし国際空港や観光地では WC が併記されることが多い。
🇹🇭 タイ・フィリピン・マレーシア・シンガポールなど東南アジア
• フィリピンでは comfort room (CR) という表記が多い。
• シンガポール/マレーシア:英語表記が基本で WC を併記することが多い。
• タイではタイ語表記が主体だが観光地では WC / Toilet が見られます。
🇷🇺 ロシア・東欧
• ロシア語では туалет (tualet) が一般的。
• ただし公共サインでは WC の併記がよく見られます。
🌍 中東・アフリカ
• 中東(例:サウジアラビア/ドバイ):現地言語表記が主体ですが、国際的なロケーション(空港/ホテル)では WC / Toilet が併記されることが多い。
• エジプトなどアラブ圏:アラビア語表記に加え WC や Toilet の併記がよくある。
• 南アフリカ:英語表記が主で toilet / WC / bathroom / restroom が混在使用。

6. ピクトグラムと相性が良かった「WC」
日本でWCが定着した理由のひとつに、案内表示との相性の良さがあります。
• 文字数が少ない
• 英語が分からなくても記号として認識できる
• 男女マークと組み合わせやすい
高度経済成長期に、駅・百貨店・公共施設で案内表示が一気に整備された際、WCは非常に使いやすい表記だったので、広く普及したようです。
7. ✨まとめ|多くの国で使われるWCというトイレ表記
イギリスで生まれた「 WC = Water Closet 」は、水洗トイレの普及とともにヨーロッパで広く使われるようになり、現在もToilettesと共に、トイレの場所を示す表記として使用されています。
日本では、主に公共施設のトイレの場所を示すワードとして広まり、現在もTOILETと共に多く使われています。
また、国際空港などのグローバル施設での標準的な表示方法となっているため、今後も「WC」は、トイレの場所を示すグローバル的なワードととして、世界の多くの国で使われ続けていくと言えるでしょう。
• 「水洗トイレ+手洗い場+身支度する場所」を意味する近代的な言葉
• 日本では近代化以降、主に公共施設のトイレの場所を示す表現として定着
• 欧州・日本を中心に、多くの国で一般的に使用されている
• 世界各国の国際空港などで使用されている
• アメリカ、カナダなどでは「WC」の表記はほぼ見られない

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