トイレのすっぽんの正式名称は?その由来・歴史・呼び方を調べたら・・・

トイレのすっぽんの正式名称は?その由来・歴史・呼び方を調べたら・・・

「トイレが詰まった!すっぽん持ってきて!」
こんな言葉を、学校やお家で聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

日本全国、トイレの詰まりを直す道具といえば家庭でも学校でも会社でも「すっぽん」。名前を聞けば、あのゴム製の道具がすぐ頭に浮かびます。

でも、よく考えてみると少し不思議です。
なぜ『トイレの詰まり取り用品のラバーカップ=すっぽん」なのでしょうか。

動物のスッポンと関係がある?それとも使った時の音?

トイレの詰まり取り「すっぽん」の歴史をたどると、さらに意外なことに、発祥は遠くアメリカやヨーロッパでした。

今回は、私たちにとって当たり前すぎて普段は気にも留めない「すっぽん」の歴史と名前の由来についてご紹介しますので、最後まで読んでくださいね。

 

目次

  1. 1 すっぽんの発祥はアメリカ・ヨーロッパだった
  2. 2 なぜ日本でも広く使われるようになったのか
  3. 3 なぜ「すっぽん」と呼ばれるようになったのか
  4. 4 動物のスッポンとの関係はある?
  5. 5 現在も活躍するすっぽんの実力
  6. 6 外出時のトイレの必需品『ベンコス』


1. すっぽんの発祥はアメリカ・ヨーロッパだった

今ではどこのホームセンターでも見かけるすっぽんですが、そのルーツは19世紀の欧米にあります。
1800年代後半、アメリカやヨーロッパでは産業革命によって都市化が進み、水洗トイレが急速に普及していきました。

ところが、便利になる一方で新たな問題も生まれます。
それが「排水管の詰まり」です。

当時は、現代の日本と違い、流水量が少ない水洗トイレだったことが想像できますので、紙を流しすぎたり、異物が落ちたりして排水が詰まることが頻発したと考えられます。

そこで登場したのが、ゴムの弾力と空気圧を利用して詰まりを解消する道具でした。トイレ詰まり解消用の用具「すっぽん」の原型は、この頃に欧米の市民生活の中に広く普及していきました。


欧米ではトイレ専用ではなかった

私たちは「すっぽん=トイレ用品」というイメージを持っていますが、欧米では少し事情が異なります。

もともとは家庭内のさまざまな排水設備に使われていました。

使用場所 用途
トイレ 排水詰まりの解消
キッチンシンク 食べかすや油による詰まり
洗面台 髪の毛や石けんカスによる詰まり
浴室 排水口の詰まり解消

現在でもアメリカのホームセンターでは、用途別に販売されています。

・Toilet Plunger(トイレ用)
・Sink Plunger(シンク用)
など

つまり、私たちが「トイレ専用の道具」と思っているものは、もともと家庭全体の排水トラブルを解決するための道具だったのです。

 

 

 

海外では何と呼ばれている?

海外では現在も「すっぽん」という愛称は存在せず、主に次のような名称で呼ばれています。

国・地域

呼び方

アメリカ

Plunger(プランジャー)

イギリス

Plunger

フランス

Ventouse

ドイツ

Pömpel

イタリア

Sturalavandini

 

呼び方は違っても、基本的な構造は100年以上前からほとんど変わっていません。それだけ完成度の高い道具だったようです。

 

 

2. なぜ日本でも広く使われるようになったのか

日本でこの道具が活躍し始めたのは、水洗トイレの普及と深く関係しています。

戦後しばらくは汲み取り式トイレが一般的でしたが、高度経済成長期になると住宅事情が大きく変わります。1960年代から1980年代にかけて全国で水洗化が進み、今では当たり前となったトイレ環境が整っていきました。

しかし、水洗トイレが増えると当然ながら詰まりも増えます。
・トイレットペーパーを流しすぎた。
・ティッシュを流してしまった。
・誤って◯◯を落としてしまった・・・
など。

そんな水洗トイレの時代に頼りになる道具として「すっぽん」が広まっていきました。

昭和世代の方なら「一般家庭のトイレにすっぽんが置いてあった」という記憶がある方も少なくないと思います。当時は、一家に一台あるのが当たり前と言われるほど普及していました。

 

すっぽん(ラバーカップ)形状

実は和式トイレ用のすっぽんと洋式用のすっぽんでは少し形が違います。トイレの形状に合わせて、詰まり取りの形も変える必要があったためです。

和式用と洋式用の違い

以下のコードでご利用ください。

項目

和式用すっぽん

洋式用すっぽん

ゴム部分の形

平らな形状

中央が突き出している

主な使用便器

和式便器

洋式便器

密着する場所

排水口の表面

排水口の内部

普及した時代

昭和以前~昭和後期

平成以降

現在の流通量

少ない

多い

 

ホームセンターで購入する際に、便器の種類に合っていないものを選ぶと十分な効果が得られないことがあります。意外と知られていませんが、すっぽんにも「適材適所」があるのです。

 

 

3. なぜ「すっぽん」と呼ばれるようになったのか

さて、ここからが本題です。なぜ私たちはこの道具を「すっぽん」と呼ぶのでしょうか。

実は、はっきりした記録は残っていないのですが、有力な説はいくつかありますので、その中から2つご紹介します。

 

最も有力なオノマトペ説

多くの人が納得しやすいのがこちらです。

便器に押し当てて引き抜く時、「スポッ」「スッポン」という独特の音がします。その音がそのまま名前になったという説です。

考えてみると、古くから日本ではオノマトペが溢れており「ガタガタ・ゴロゴロ・ピカピカ・サラサラ」など、私たちの身の回りには音や様子から生まれた言葉がたくさんあります。

そんな私たちの国で「スポッと抜ける道具」が「すっぽん」になったとしても不思議ではありません。むしろ、とても自然な流れに感じます。

地域によって少し違う呼び方もあり

全国的には「すっぽん」が主流ですが、地域や家庭によって呼び方はさまざまです。

呼び方

イメージ

すっぽん

全国的に最も一般的

シュポシュポ

動作音から

ガッポン

吸引音から

カッポン

吸着する音から

ボコボコ

水の動きから

 

どれも正式名称ではなく、音から生まれた愛称です。これだけ呼び方が違うのに、何となく同じ道具を思い浮かべられるのは面白いですよね。


 

4. 動物のスッポンとの関係はある?

名前の由来を考えるとき、どうしても気になるのが動物の スッポン ですが、ラバーカップとすっぽんは、名前以外はあまり似ていません。

しかし、イメージとしては共通点があると思う方も少なくないようです。

というのもスッポンと言えば、「一度噛みついたら離れない」
という話を聞いたことがある方も多いでしょう。

一方、トイレのすっぽんも便器にしっかり密着させます。
そして、詰まったものを引き抜く=しっかり掴んで引っ張っているイメージ。

そんな様子から「ラバーカップ=すっぽん」と、動物のスッポンに共通点がある、と連想した人がいたとしても不思議ではなさそうです。

共通点を比べてみると…

動物のスッポン

トイレのすっぽん

強く噛みつくイメージ

強く吸着する

離れにくい印象

詰まったものを引っ張り出す

丸みのある形状

ゴム部分が丸い

昔から知られている動物

昔から家庭の常備品

 

もちろん決定的な証拠はありません。
ただ、「スポッ」という音の印象と、「スッポン」という生き物のイメージが重なって広まった可能性はありそうです。

 

5. 現在も活躍するすっぽんの実力

最近では、トイレの詰まりを解消する道具も進化しています。昔に比べると選択肢はかなり増えました。

現在使われている主な詰まり解消器具

種類

特徴

ラバーカップ(すっぽん)

安価で手軽

真空式クリーナー

吸引力が強い

加圧式クリーナー

空気圧で押し流す

業務用高圧機器

頑固な詰まりに対応

 

それでもホームセンターや100円ショップなどへ行けば、昔ながらのすっぽんが今も普通に売られています。なぜでしょうか。

その理由はとてもシンプルなのではないでしょうか。
・安い
・壊れない
・使い方が簡単
・電源がいらない

100年以上前に生まれた道具が、今でもほとんど同じ形で使われ続けているのは、それだけ完成度が高い、と言えそうです。

普段は目立たない存在ですが、いざという時には本当に頼りになるアイテムです。

 

 

まとめ

私たちが当たり前のように「すっぽん」と呼んでいる道具は、19世紀のアメリカやヨーロッパで生まれ、水洗トイレの普及とともに世界中へ広がりました。

日本でも高度経済成長期の水洗化によって欠かせない存在となり、いつしか「すっぽん」という親しみやすい名前で呼ばれるようになりました。その由来は「スポッ」という音から生まれたオノマトペ説が有力ですが、動物のスッポンのイメージも少なからず影響しているのかもしれません。

「すっぽん」は、普段は何気なく使っている言葉ですが、その背景をたどってみると、トイレの歴史や暮らしの変化、言葉の面白さまで見えた結果となりました。


最後に、当社で販売中のトイレアイテムをご紹介します。
1袋110円と大変お得ですので、ぜひご活用ください!

6. 外出時のトイレの必需品『ベンコス』 

ベンコスは、「次の人にも綺麗な状態で、トイレを気持ちよく使って欲しい」という気持ちを実現することを考えて開発した、ミニスティック型のトイレ掃除用ブラシです。

『ベンコス』は、愛媛県より認定をいただきました!
 【愛媛県】新商品生産による新事業分野開拓者認定

【ベンコスの5つのポイント!】
◎外出先でもトイレをキレイに使えます!
お友達の家のトイレや、会社のトイレで便器を汚しても大丈夫『ベンコス』があれば大丈夫! ミニスティック型なので、手を汚さず、便器の水の上の部分を『ベンコス』でキレイにお掃除することが可能です。

◎トイレに流せる!
ブラシ全体が水に溶けやすい水解紙なので、綺麗にした後はトイレに流してOK!
※大量に流すと詰まりやすくなりますのでご注意ください。

◎パルプ100%
自然の木から作られたパルプ100%なので、自然環境に良い素材です。

◎たった10cm!のミニスティック型
ボールペンより短く、幅も1.5cm。 ポーチやバッグに入れて持ち歩くことができます!

◎安心の日本製
国内の工場で製造していますので、製品の品質の良さは抜群です! 安心してご使用いただけます。

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