「足元を見て歩く街」と言われていたパリ ― 犬のうんちのいまは?― 都市衛生と市民意識の変化 ―
世界の人々があこがれ、多くの人が観光で訪れる華の都”パリ”では「歩道の真ん中に犬のうんちが落ちている」とか「足元を見て歩くのが常識」といった話を聞いたことがある方は多いのでは?と思います。
観光客の間でも「街を歩いている時、いつの間にか犬のフンを踏んでいた・・・」と、よく話題になっていました。
そんなパリが、今は「きれいになったらしい」といううわさも広がっています。
そこで「犬のうんちは今どうなっている?」という視点でまとめてみましたので、最後まで読んでくださいね。
目次
6. 日本の街が世界的にきれいな理由
7. オリンピックと都市の清潔化
8.まとめ ― 街の清潔さは市民の意識で変わる
9. 外出時のトイレの必需品『ベンコス』
1.30年前までのパリは「足元を見て歩く街」だった
現在では観光都市として人気の高いパリですが、1980〜1990年代頃までは、犬のフンが路上に多い街として知られていました。
というのも、当時の推計では、パリ市内では1日に15トン以上の犬のフンが路上に残されていたとも言われていましたので、「パリでは犬のフンを踏むのは日常の出来事」だったのもうなずけます。
そのため、滑って転倒する事故が毎年起きていたそうです。
こうした状況の背景には、
フランスで犬を飼う家庭が多いことに加え、「街の清掃は行政が行うもの」という意識が古くから存在していたことが挙げられます。
その結果、飼い主が、自分の犬の散歩中に「フンを拾う」という習慣があまり根付いていませんでした。

2.行政が掃除する街 ― モトクロットという対策
こうした状況に対応するため、パリ市は1980年代にユニークな対策を導入しました。
それが「モトクロット(Motocrotte)」と呼ばれる清掃バイクです。
これは小型バイクの後ろに強力な掃除機を取り付けたもので、街中を巡回しながら犬のフンを吸い取るという仕組みでした。
約100台のバイクが市内を走り回り、1日に何度も巡回して清掃を行っていました。
しかし、この方法には大きな問題がありました。
それは「行政が掃除してくれる限り、市民の意識が変わらない」という点です。
実際に回収できる量は全体の一部に過ぎず、費用も非常に高額でした。そのため、この方式は長く続かず、やがて別の方向へと政策が転換されていきます。

3.大きな転換点:飼い主責任への転換
1990年代後半になると、パリ市民の間でも「犬のフン問題」に対する不満が高まります。
調査では、住民の多くが「街の最大の不満の一つ」としてこの問題を挙げるようになりました。
そこでパリ市は大きく方針を転換します。
それまでの「市が掃除する街」から
「飼い主が責任を持つ街」へと考え方を変えたのです。
犬のフンを放置した場合には罰金が科されるようになり、取り締まりも強化されました。
現在では最大数百ユーロの罰金が科される場合もあります。

4.啓発キャンペーンと罰金制度
政策の転換と同時に、市は強い啓発キャンペーンも行いました。
・子どもが遊ぶ場所にフンがあるポスター
・視覚障害者がフンを踏んでしまう広告
街中には、上記のような問題の深刻さを訴えるメッセージが掲示されました。
こうした取り組みは、市民に大きな印象を与えました。
罰金制度と社会的な視線の両方が働くことで、徐々に行動が変わっていきます。

5.市民意識の変化
こうした政策の積み重ねにより、パリでは少しずつ市民の意識が変わっていきました。
・犬のフン袋を持って散歩する
・放置すると周囲から注意される
・マナー違反と見られる
現在ではこのような社会的な空気が生まれています。
もちろん問題が完全に消えたわけではありませんが、かつてのように「街を歩くとほぼ必ず犬のフンを踏む」という状況ではなくなっています。

6.日本の街が世界的にきれいな理由
こうしたパリの事例を考えると、日本の街の清潔さは非常に特徴的です。
日本では、犬の散歩をする際に飼い主がフンを持ち帰ることが当たり前のマナーとして広く定着しています。多くの飼い主が袋や処理用品を持って散歩し、その場で片付ける姿が日常の風景になっています。
これは法律だけでなく、地域社会のマナーや周囲の目が大きく影響しています。
「自分の犬のフンは自分で処理する」という意識が自然に共有されているのです。
こうした市民の習慣は、日本の街が世界的に見ても非常に清潔だと評価される理由の一つと言えるでしょう。

7.オリンピックと都市の清潔化
近年パリでは、2024年のパリオリンピックを前に都市の清潔化にも力を入れてきました。
・清掃体制の強化
・罰金制度の徹底
・市民への啓発
これらの取り組みが進められ、街の景観改善が進んでいます。
こうした都市美化の取り組みは、観光都市としての魅力を高めるだけでなく、住民の生活環境にも大きく影響しています。

8.まとめ ― 街の清潔さは市民の意識で変わる
パリの犬のフン問題は、単なる衛生問題ではなく、そこには都市政策と市民意識の関係が大きく関わっていました。
行政の取り組みと市民の意識が変わることで、街の環境は大きく改善していきます。
そして、日本の街が清潔に保たれている背景にも、「自分の出したゴミは自分で片付ける」というマナーの文化があります。
街の清潔さは、制度だけではなく、そこに暮らす人々の意識によって作られていくもの、と言えるでしょう。

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