【今更聞けない】温水便座のお湯はどこから来る?その歴史と電気代を安く抑える選び方

【今更聞けない】温水便座のお湯はどこから来る?その歴史と電気代を安く抑える選び方

毎日何気なく使っているトイレの温水洗浄便座。いつでも当たり前のように温かいお湯が出てきますが、「一体どういう仕組みでお湯を作っているんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?

実は、温水便座がお湯を作る仕組みには、大きく分けて「貯湯(ちょとう)式」と「瞬間式」の2つの方式があります。このどちらを選ぶかによって、日々の快適さはもちろん、毎月の電気代にも大きな差が生まれてしまうのです。

この記事では、家電の専門知識がなくてもすぐに理解できるよう、それぞれの仕組みやメリット・デメリットを分かりやすく解説します。これから購入や買い替えを考えている方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。

目次

  1. 1 温水洗浄便座の歴史
  2. 2 いつでもたっぷりお湯が出る「貯湯式」の仕組み
  3. 3 使うときだけ一瞬で温める「瞬間式」の仕組み
  4. 4 どっちがお得?「貯湯式」と「瞬間式」の性能・特徴比較
  5. 5 あなたにぴったりな温水便座はどっち?失敗しない選び方
  6. 6 外出時のトイレの必需品『ベンコス』


1. 温水洗浄便座の歴史

温水洗浄便座の歴史は、1960年代にアメリカの医療・福祉施設向け温水洗浄便座が開発されたことから始まります。当時は身体が不自由な方の衛生管理を目的とした設備でした。

◎1980年
日本では TOTO が温水洗浄便座「ウォシュレット」を発売しました。
初期の製品は貯湯式で、本体内部のタンクにお湯をためて保温する仕組みでした。構造が比較的シンプルで価格を抑えやすい一方、待機時にも電力を消費し、連続使用時にはお湯切れが発生することがありました。

◎1980年代後半から1990年代にかけて
暖房便座や脱臭機能、洗浄機能の向上により普及が進み、日本のトイレ文化を大きく変えていきました。

1990年代後半から2000年代にかけて
その後、省エネ性能への関心が高まる中で、瞬間式が登場します。瞬間式は使用時に必要な分だけ水を加熱する方式で、お湯をためておく必要がありません。そのため待機電力を抑えやすく、お湯切れの心配も少ないことから、高機能モデルを中心に採用が広がりました。

◎2000年代以降
自動開閉、自動洗浄、節水機能、除菌機能なども搭載されるようになり、快適性と衛生性がさらに向上しています。

◎2020年代の現在
価格を重視するなら貯湯式、省エネ性や連続使用時の快適性を重視するなら瞬間式という選択肢が定着し、温水洗浄便座は日本の住宅に広く普及しています。なお、「ウォシュレット」はTOTOの登録商標であり、一般名称は「温水洗浄便座」です。




2. いつでもたっぷりお湯が出る「貯湯式」の仕組み

まず最初にご紹介するのは、昔からの定番である「貯湯(ちょとう)式」です。この方式を一言で表すと、「トイレの中に小さな電気ポットを置いている状態」です。

《常にタンクでお湯を保温する安心感》

貯湯式は、便座の内部に小さな水タンクが内蔵されています。そのタンクの中に常に水を貯めておき、内蔵されたヒーターで時間をかけて約35℃〜40℃の適温に温め、そのまま保温し続ける仕組みです。ボタンを押すと、その貯めてあったお湯が勢いよくノズルから送り出されます。

◎貯湯式のメリット
最初からお湯が用意されているため、使い始めからしっかりと安定した水圧で、たっぷりのお湯を浴びることができます。また、本体の構造が比較的シンプルであるため、初期費用(本体価格)を安く抑えられるのが最大の魅力です。

◎貯湯式のデメリット
ネックになるのは「湯切れ」です。タンクの容量には限りがあるため、長い時間おしりを洗い続けたり、家族が連続してトイレに入ったりすると、タンクのお湯を使い切って途中から冷たい水に戻ってしまいます。また、使っていない時間も24時間常にお湯を温め続けているため、電気代がどうしても高くなってしまいます。



3. 使うときだけ一瞬で温める「瞬間式」の仕組み

続いて、現代の主流になりつつあるのが「瞬間(連続出湯)式」です。こちらのイメージは、「コンパクトで超パワフルなガス給湯器」です。

お湯を使うその瞬間に急速加熱
瞬間式には、お湯を貯めておくタンクがありません。代わりに、高出力のセラミックヒーターが巻き付いた細いパイプ(熱交換器)が内蔵されています。

洗浄ボタンを押した瞬間に、このパイプの中を水が通過し、強力なヒーターの熱によって一瞬で適温のお湯へと変化します。そのままストレートにノズルからお湯が飛び出す仕組みです。

瞬間式のメリット: 使うその瞬間だけ電気を使って水を温めるため、誰も使っていない時間に無駄な電気を消費しません。そのため、毎月の電気代を劇的に安く抑えることができます。さらに、水道水が通過しながら次々とお湯に変わるため、お湯が途中でなくなる心配(湯切れ)が絶対にありません。

瞬間式のデメリット: 一瞬で水を温めるために、瞬間的に大きな電力を必要とします。そのため、高出力な部品が使われており、本体の価格が貯湯式に比べて高額になります。また、冬場に非常に冷たい水が流れ込んできた場合、最初の数秒間だけ少しぬるく感じることがあります。



4. どっちがお得?「貯湯式」と「瞬間式」の性能・特徴比較

それぞれの仕組みが分かったところで、「結局、トータルで見てどちらがお得で優秀なの?」という疑問が湧きますよね。そこで、2つの方式の主な違いを表にまとめて比較してみました。

比較項目 貯湯(ちょとう)式 瞬間(しゅんかん)式
お湯の作り方 タンクに貯めて、常に保温しておく 使う時だけ、一瞬で温める
お湯の持ち 長湯すると途中で水になる(湯切れあり) いくら使ってもお湯が出続ける(湯切れなし)
電気代(目安) 高め(24時間保温し続けるため) 安め(使う時だけ電気を消費)
本体の初期費用 リーズナブルで買いやすい 高機能なため、やや高価
本体のサイズ タンクがあるため、厚みやボリュームがある タンクがないため、スリムでコンパクト


上の表を見ると一目瞭然ですが、「本体を安く買って、電気代を細かく払うのが貯湯式」、「本体を少し高く買って、毎月の電気代を賢く浮かせるのが瞬間式」という構造になっています。



5. あなたにぴったりな温水便座はどっち?失敗しない選び方

最後に、あなたがどちらを選ぶべきか、ライフスタイルに合わせた失敗しない基準をお伝えします。

「貯湯式」が向いている人
・一人暮らしで、自分以外に連続してトイレを使う人がいない
・引っ越しや賃貸の予定があり、とにかく初期費用(購入金額)を安く抑えたい
・おしりを洗う時間はいつも短めで、湯切れの心配がない

「瞬間式」が向いている人
・4人家族など、複数人で暮らしていてトイレを連続して使うことが多い
・一度購入したら、同じ家に長く住んで長期間使い続ける予定がある
・毎月の光熱費をできるだけ抑えて、エコな暮らしがしたい
・トイレをすっきりとしたスタイリッシュな空間に見せたい

一般的には、2〜3年以上の長期的な目線で見ると、瞬間式の電気代の安さが本体価格の差額をカバーしてプラスになることがほとんどです。そのため、ファミリー層や長く使う予定の方には圧倒的に「瞬間式」がおすすめです。


まとめ

温水洗浄便座の温水を作る仕組みについて解説しました。

お湯を常にキープしておく「貯湯式」と、その場で瞬時に作り出す「瞬間式」。それぞれの仕組みを知ることで、なぜあそこまで価格や電気代が変わるのか、納得していただけたのではないでしょうか。

毎日の生活に欠かせないトイレだからこそ、自分の暮らしにピッタリ合う方式を選んで、快適で経済的なトイレライフを手に入れてくださいね!


最後に、当社で販売中のトイレアイテムをご紹介します。
1袋110円と大変お得ですので、ぜひご活用ください!

6. 外出時のトイレの必需品『ベンコス』 

ベンコスは、「次の人にも綺麗な状態で、トイレを気持ちよく使って欲しい」という気持ちを実現することを考えて開発した、ミニスティック型のトイレ掃除用ブラシです。

『ベンコス』は、愛媛県より認定をいただきました!
 【愛媛県】新商品生産による新事業分野開拓者認定

【ベンコスの5つのポイント!】
◎外出先でもトイレをキレイに使えます!
お友達の家のトイレや、会社のトイレで便器を汚しても大丈夫『ベンコス』があれば大丈夫! ミニスティック型なので、手を汚さず、便器の水の上の部分を『ベンコス』でキレイにお掃除することが可能です。

◎トイレに流せる!
ブラシ全体が水に溶けやすい水解紙なので、綺麗にした後はトイレに流してOK!
※大量に流すと詰まりやすくなりますのでご注意ください。

◎パルプ100%
自然の木から作られたパルプ100%なので、自然環境に良い素材です。

◎たった10cm!のミニスティック型
ボールペンより短く、幅も1.5cm。 ポーチやバッグに入れて持ち歩くことができます!

◎安心の日本製
国内の工場で製造していますので、製品の品質の良さは抜群です! 安心してご使用いただけます。

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