大人用おしりふきのおすすめ商品|メリット・デメリット

大人用おしりふきのおすすめ商品|メリット・デメリット

 

 

 目次

ドラッグストアやスーパーなどに行くと、たくさんの種類のおしりふきが販売されており、「どれを買えばいいか悩む・・・」という方も多いと思います。

今回は、たくさんの種類のある中で、「大人用おしりふき」について詳しくご案内していきます。

 


1. 大人用おしりふきとは?

おしりふきは、数多くの種類がありますが、大きく分けると3つになります。

《A》人間の赤ちゃん用
《B》人間の赤ちゃん以外用(ウエットティッシュを含む)
《C》ペット用(ウェットティッシュを含む)

 このうち、今回は「《B》人間の赤ちゃん以外用」に当てはまるおしりふきを「大人用のおしりふき」として解説していきます。

 

「《A》人間の赤ちゃん用おしりふき」

人間の赤ちゃん用のおしりふきは、赤ちゃんは肌がまだ未熟で弱い状態ため、お肌を保護することを目的とした、大人用よりも厳しい基準で製造されたものを「赤ちゃん用おしりふき」として販売されています。

・「水を主成分とした防腐剤」や「湿潤剤・保湿剤」などが適量含まれている。
・厚生労働省が定めている化粧品基準に適合した、皮膚に対する安全性に支障がないもの。
・赤ちゃんの皮膚への影響を考慮した成分が使われ、これらの全成分が容器等に表示されている。
・この他に、工業会では製品1gあたりの微生物の数の上限を設定したり、病原菌が検出されないことなど、厳しい基準がある。

 

 

「《B》赤ちゃん以外用のおしりふき」

赤ちゃん以外が使用することを目的としたおしりふきは、赤ちゃん用との区別として「ウェットティッシュ」として販売され、使用されてきました。最近では、介助者や介護者向けに開発された「大人用おしりふき」や「介護用おしりふき」が登場。詳細は【2:大人用おしりふきの特徴】以降の章で説明していますので、ぜひ参考にしてください。

 

「《C》ペット用おしりふき」

ペット用のおしりふきは、主にペットのトイレ掃除などと併せて使用されることが多いです。ペットは、人間にとっては問題なくても、ペットには有害な物質もあるため、あらかじめ成分を確認した上で使用することをお勧めします。

 

 




2. 大人用おしりふきの特徴

 大人用おしりふきの特徴は、主に3つあります。

《1》赤ちゃん用のような製造に厳しい制限がない
《2》赤ちゃん用よりもサイズが大きく、厚みのあるものがある
《3》ウエットティッシュよりも使いやすい

 

《1》赤ちゃん用のような製造に厳しい制限がない

赤ちゃんはまだ肌が未熟なため製造に厳しい制限がありますが、大人用は制限が緩和されています。逆に、大人用おしりふきを赤ちゃん用に使用すると、赤ちゃんが肌荒れするなど良くない面がありますので、使用を避けましょう。 

 

《2》赤ちゃん用よりもサイズが大きく、厚手のものが多い

体の大きい大人が、赤ちゃん用を使用するとおしりふきのサイズが小さいために、複数枚使用しないといけない状態になり、すぐに足りなくなってしまいます。そのため、多くは赤ちゃん用よりもサイズが大きく、中には大判、超大判と呼ばれるサイズのおしりふきもあります。また、大人は赤ちゃんよりも肌が硬いため、厚手にすることで肌触りを柔らかくしてあるおしりふきもあります。

《3》ウエットティッシュよりも使いやすい

 ウエットティッシュは1枚あたりの単価を安くするために、サイズが小さく、厚さが薄いものが多いです。そのため、おしりふきとして使用すると、多くの枚数を使用する必要があるため、ゴミが多くなり、作業が大変になってしまう問題点があります。また、肌触りも良くないため、利用者から不満が出やすい問題もあります。

これらのウエットティッシュの問題を解決したのが大人用のおしりふきです。

 

 

3. 大人用おしりふきの種類 

大人用おしりふきの特徴は大きく分けると2種類あります。

《A》ウエットティッシュ
《B》介護用おしりふき 

 

《A》ウエットティッシュ

ウエットティッシュは、体拭き用、除菌用など多種類あり、普段使いとして重宝されている方が多いと思います。こちらをおしりふきとして使用されている人もいるようです。ですが、介護のためのおしりふきとしては「小さい」「薄い」「破れやすい」「水分が少ない」「肌触りが悪い」などの面があるため、「介護用おしりふき」を使用することをお勧めいたします。 

 

《B》介護用おしりふき 

介護用おしりふきは、まさに介護することを想定して作られたおしりふきです。介助者が、介護者のお手伝いをする際に、より少ない労力で作業が出来るようにするために開発されたおしりふきです。

 

 

4. 大人用おしりふきのメリット

「大人用おしりふき」や「介護用おしりふき」のメリットは以下となります。 

〔1〕A4サイズ程度の大きさ
〔2〕厚みがあって破れにくい
〔3〕凸凹加工があると、さらに拭き取りやすい
〔4〕柔らかい
〔5〕トイレに流せるタイプもある

 

 〔1〕A4サイズ程度の大きさ

介護用は、作業負担軽減をするために、1枚でたくさん拭き取れるよう、大きいサイズのおしりふきがあります。大きいものはA4サイズぐらいあるため、女性の両手をすっぽり覆ってもまだまだ余裕があります。

 

〔2〕 凸凹加工があると、さらに拭き取りやすい

大人は、赤ちゃんに比べて体格が大きいため、綺麗に吹き上げることに時間がかかります。それを解消するため、サイズをA4ぐらいに大きくしたものがおおいですが、さらに凹凸加工がされているものがお勧めです。

凹凸加工により、おしりふきがでこぼこしているため、1回でたくさん拭き取れるようになっています。これにより、介助者の作業回数と作業時間を減らすことが出来るため、多くの介護事業者は、介護用おしりふきを使用しています。

 

〔3〕厚みがあって破れにくい

介護用おしりふきは赤ちゃん用やウェットティッシュよりも大きいだけでなく、しっかりとした厚みがあります。この厚みによってたくさん拭き取れるだけでなく、破れにくいように作られているため、体格が大きい大人の介護であっても、しっかり拭きあげることが可能となっています。

 

〔4〕柔らかい

赤ちゃん用やウエットティックよりも厚さが厚い商品が多いことから、厚さを生かしてやわらかくしたおしりふきがあります。おしりふきが柔らかいため、肌触りも柔らかくなることから、介助者にとっても介護者にとってもやさしいおしりふきになります。

 

〔5〕トイレに流せるタイプもある

使用済みのおしりふきは、そのままゴミとして捨てる場合が多いと思いますが、外出時や、ゴミとして捨てられない時に、トイレに流しすことが出来るタイプもあります。なかでもパルプを原料とした水解紙を使用しているおしりふきは、自然に変えることが出来る商品ですので、環境にやさしい特徴があります。

 

 

5. 大人用おしりふきのデメリット

介助者や介護者にとってメリットが非常に多い大人用のおしりふきですが、一方、デメリットもあります。

 

(1)赤ちゃん用ではない

「1回でたくさん拭けるなら赤ちゃんにもいいかも?」と思った方もいるかもしれません。

ですが、赤ちゃんは肌がまだ未熟でデリケートなため、「赤ちゃん用おしりふき」は化粧品同様にクリーンルームで製造するなど、雑菌の少ない商品になっています。

そのため、「赤ちゃん用おしりふき商品」と「大人用おしりふき商品」は製造にかんする基準が違いますので、赤ちゃんには「赤ちゃん用おしりふき」をしようしましょう。

(2)1枚の単価が高い 

赤ちゃん用やウエットティッシュよりも、大きさが大きく、厚く、柔らかく、破れにくい、水分を多く含んでいる、などの特徴があるため、どうしても1枚あたりの単価が高くなります。

ですが、1回の介護の際に使用する赤ちゃん用やウエットティッシュは、どうしても枚数を多くするひつようがあるため、結果的に大人用おしりふきとの価格差はあまり変わらなくなる、と言われれいます。

 

(3)ペット用に使う場合も慎重に判断

「ペットのおしりふきや、トイレ掃除の除菌用として使用出来るのかな?」と思われる方もいるかと思います。

こちらは、おしりふきに使われている成分が、ペットに悪影響が出ないか確認後、使用されることをお勧めします。特に「ねこ」など、おしりふきで拭き取ったあとの部分を舐める可能性がある動物は、影響が出ないかしっかり確認した後に使用しましょう。

 

6. おすすめの大人用おしりふき商品

こちらでは、Amazonで販売されている、大人用おしりふきのおすすめ商品を3点ご紹介いたしますので、参考にしていただければと思います。

 

【1】JOYU 介護用やわらかおしりふき・流せるおしりふき (日本製)

 

愛媛県のパルプ会社「JOYU」が、《介助者と介護者にとって最適なおしりふきとはなにか?》を目的に開発した『やわらか超厚手おしりふき』と『大判厚手 トイレに流せるおしりふき』。

体拭きやウエットティッシュとの併用で作られた製品とは違い、【介護】に特化している商品。そのため、介護施設からのリピートも多く、多くの介護者から選ばれています。

 

【2】DAFI『WET WIPES FLUSHABLE』(中国製)

中国製の「トイレに流せるウエットティッシュ」です。

コスパが良いのでAmazonの人気商品になっているようです。日本語では「おしりふき」の説明がありますが、パッケージに書いてある英語には、おしりふきに関する記載は見当たらないようです。

そのため、「コスパが良いウエットティッシュ」として購入している方が多いのではないかと思われます。

 

【3】ハビナース『大人用 トイレにパッと流せるおしりふき』(日本製)

日本製のトイレに流せるおしりふきで、Amazonでは上位にランクされています。「トイレに流せる」タイプのおしりふきは、他にもおむつの有名ブランド「ライフリー」など、複数社が販売していますので、コスパやお好みで選ぶことをお勧めいたします。

 

いかがでしたでしょうか。

 

おしりふきと言っても、赤ちゃん用、大人用、介護用、トイレに流せるタイプ、流せないタイプ、おしりふきではなくてウエットティッシュ、日本製、海外製など、多くの種類があります。

 

ぜひこの記事をご参考に、おしりふきを使用する目的やご自身のライフスタイルに合わせてお選びください。

 

日本製の介護用おしりふきは、JOYUの「やわらかおしりふき」と「流せるおしりふき」がお勧めです。詳しくは、以下のページにてご確認ください。

 

JOYU 『やわらか超厚手おしりふき

  

JOYU『大判厚手トイレに流せるおしりふき

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