介護施設で使われている大判のおしりふきには、いろいろな種類があり、要介護者の状態やシーンによって使い分けされています。
ここでは、おしりふきをタイプ別に分け、それぞれのメリットとデメリットを紹介していきます。
介護施設で大判のおしりふきが選ばれる理由
介護施設では、大判のおしりふきが主流となっています。
少し前までは、布タオルで下半身の清掃を行っていましたが、常にタオルを洗って消毒するという衛生面の課題や、布タオルを濡らす・絞る・丸める・温めるといった作業が介護職員の負担となっていました。
しかし、市販のおしりふきにはアルコールなど殺菌作用のある成分が含まれていることが多く、肌が弱い要介護者さんは赤みやかゆみ、かぶれることもあるようです。
加えて、おしりふきは布タオルよりサイズが小さいため1枚では拭ききれない。といった声もありました。
こういった経緯で介護施設から選ばれているのが、大判サイズでノンアルコールタイプのおしりふきです。
介護施設で使う大判おしりふきの種類|メリット・デメリット
介護施設で使われているおしりふきは、3つのタイプに分けられます。
介護施設で使われている大判おしりふきの種類
・布 / タオルタイプ
・使い捨て:不織布
・使い捨て:トイレに流せるタイプ
介護施設で使われている大判おしりふきのメリット・デメリット
布 / タオルタイプ
メリット:丈夫で拭き取りやすい / 何度も洗って再利用できるため、コスト面では優れている
デメリット:洗濯や消毒、濡らすなど介護職員の負担が大きい / 洗濯機に細菌が残り、感染が広がるリスクがある
使い捨て:不織布
メリット:水に濡れても破けにくい / 使用した後はゴミ箱に捨てられる / 使い捨てのため感染リスクを抑えられる
デメリット:雑菌の繁殖を防ぐため、専用のごみ箱が必要 / 再利用ができないため、布タオルよりコストは高くなる
使い捨て:トイレに流せるタイプ
メリット:使用した後はトイレに流せるので、外出時にもゴミが出ない / 使い捨てのため感染リスクを抑えられる
デメリット:布タオルや不織布より破れやすい / 布タオルや不織布タイプのおしりふきよりもコストがかかる
JOYU公式オンラインショップで販売しているおしりふきは全てA4サイズと超大判!
【介護向け】やわらか超厚手 おしりふき
「やわらか超厚手 おしりふき」は、すでに介護施設にも納入実績がある大判のおしりふきです。
超厚手でエンボス加工を施しているため、1枚で手早くしっかりと陰部清拭を行えますし、ノンアルコールタイプなので肌が弱い要介護者さんにも安心して使えます。
おすすめポイント!
■ 超大判で厚手のおしりふき!
■ 丈夫でしっかり拭きとれる不織布タイプ
■ ふんわりとしなやかな肌触り
■ エンボス加工で拭き取りやすい
[商品仕様]
- サイズ:20 X 30cm(1枚)
- 1袋:35枚入
- 無着色、無香料、ノンアルコールタイプ
- 素材/不織布
- 成分/水、IPG、塩化ベンザルコニウム、メチルイソチアゾリノン、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル、DPG
1ケース/30ケ単位
通常価格 : ¥5,280(税込み)
配送料込み
【介護向け】やわらか超厚手 おしりふき
・とても やわらかく ぶ厚くて 使用感が すごくいい!
・大きくて 安心感がある!
と、毎月リピートしてくださる介護施設もあります!
【超大判!介護向け】トイレに流せる おしりふき
「トイレに流せる おしりふき」は、その名の通りトイレに流せるので、要介護者さんの感染リスクを抑えながら、介護職員の作業負担を格段に減らせます。
散歩や買い物などの外出時に使用してもそのままトイレに流せるので、ゴミを持ち歩く必要がなく便利です。
ノンアルコールタイプですが抗菌仕様なので、衛生的に使用できます。
■ 超大判でトイレに流せるおしりふき!
■ 抗菌仕様で体を清潔に保てる
■ 介護施設でも家庭でも「清潔で便利」と活躍中!
■ おむつ交換時のおしりのケアに最適
[商品仕様]
- サイズ:20 X 30cm(1枚)
- 1袋:40枚入
- 無着色、無香料、ノンアルコールタイプ
- 素材/パルプ100%
1ケース/30ケ単位
通常価格 : ¥5,940(税込み)
配送料込み
介護施設で使う大判おしりふきは温めると快適に!
介護施設で清拭作業を行うときに要介護者さんが「冷たい」「寒い」という場合は、おしりふきを温めておくといいでしょう。
レンジで温める
再利用する布タオルは衛生的にレンジ内に入れられませんが、使い捨てタイプのおしりふきはジップロックに使用する枚数を入れてレンジで数秒温める方法が使えます。
おしりふき用ウォーマー
約30℃~65℃まで加熱可能な「おしりふき用ウォーマー」は、快適な温度に使い捨てのおしりふきをしっかり温めるアイテムです。
パックごと温められるタイプを選べば、おしりふきが乾燥して使えなくなることもなく使い切ることができます。
介護施設のおしりふきは大判が主流|清拭シーンによって使い分け
介護施設で使うおしりふきは、要介護者さんの状態や清拭シーンによって使い分けることもできます。
自分でトイレを使えるけれども介助者によって清拭が必要な場合
→トイレに流せるタイプのおしりふき
オムツを使用している要介護者さんの場合
→厚手で丈夫な大判タイプ
アルコールに弱い要介護者さんの場合
→ノンアルコールタイプ
つまり、介護施設では「【介護向け】やわらか超厚手 おしりふき」と「【超大判!介護向け】トイレに流せる おしりふき」を常備しておくことで、いろいろな要介護者さんに対応できるということです。
介護職員の負担が軽減されることから働き方向上にもつながるので、使い捨てのおしりふきを導入してみてはいかがでしょうか。